ダイバーズウォッチの選び方

腕時計の多くは精密機械であり、内部に浸水すると容易に機能障害を引き起こすため、通常の場合、ある程度の耐水性を備えています。

しかし、スクーバダイビング時に使用する腕時計は、通常の耐水性能では事足りることはありません。そこで耐水性能をより強化し、ダイバーの潜水作業における高水圧環境でも問題なく作動するよう設計されたものがダイバーズウォッチです。

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もちろん、時間以外にも気圧やガス成分などの環境管理ができるダイバーズコンピュータが使用される場合は、ダイバーズウォッチは不用となる場合がほとんどですが、ここではある程度ビギナーが、ダイバーズコンピュータを使用しない場合において、着用するダイバーズウォッチの選び方を考えてみようと思います。



定義としてダイバーズウォッチには100mの潜水に耐えうることが求められます。ここで「水深100メートル=10気圧」と考え、10気圧防水を最低ラインと考えるのはあまりお勧めできません。なぜなら水深100メートル地点で活動する場合、そこには12.5気圧程度の負荷がかかるからです。一般的には簡単なスクーバダイビングであったとしても、20気圧防水、もしくは200メートル防水程度の機能を持つものが良いとされています。

Underwater Rescue 1 - PADI Scuba Diving Practice - YouTube

しかしその一方で、あまり高額なダイバーズウォッチを着用することはおすすめできないという事実があります。これはスクーバダイビングにおいて、多くの場合不安定な状態での活動を余儀なくされることから、細かな衝突やダメージがどうしても避けられないということです。つまりある程度ぶつけることは前提でダイバーズウォッチを着用しなければならないということでしょう。もちろん、耐水性能以外にも丈夫であることが重要だとも言えるのです。

ベルト部分の素材も大変重要です。革製品は論外ですが、たとえ金属製であってもステンレスは徐々に錆びていってしまいます。ゴム製品やチタン製品もありますが、いずれにしろ経年劣化は避けられないと言えるでしょう。また、水深によってかかる圧力の違いにより、時計のベルトが緩むという自体が起こります。30ミリ程度のエクステンション機能を持つ金属性ブレスレットなどで対応が出来るようです。

最後に、電池式ではなくソーラー充電機能を持つものが良いでしょう。耐水性能の高いものは、その分裏蓋が開きにくく、電池の交換費用が高い反面、一度開けると性能が失われる可能性もあるからです。